福祉施設
福祉施設

利用者様、職員様、地域の方々に愛される施設づくりをご提案。
人とのふれあいの中で日々の生活が本当に楽しいと感じることができる
共同生活空間と安心・安全・快適な「住まい」づくりをサポートします。

選ばれる施設を創る

イメージ写真

2020年には国民の1/4(3,500万人)は高齢者という急速な高齢化が問題になっています。山梨県でも総人口が減少する一方で高齢者人口は増加していくという推移が予測されています。それに伴い、高齢者施設の整備が近年急速に進められています。国の方針に沿って、様々なタイプの施設が建設される中で高齢者施設も選ばれる時代になりました。入所される方だけでなく地域の行政やその地域に住む方々にも望まれる施設でなければなりません。これぞ「特養」といった施設から様々な付加価値が求められています。特に、施設利用者との交流も踏まえて、地域住民の施設利用は重要課題であり、限られた人たちのための施設ではなく、地域の方たちも気軽に利用できる施設でなければなりません。今までの与えられる施設から、交流を深め自分自身の住まいとして認識するため、その人らしい暮らしを高めるため、さらには高齢者の方々の残存能力を高めたりするの機能も求められています。このように、多様に変化していく施設運営において最初から全てを満たす事は難しいかもしれません。しかし、将来性を見据えた検討を計画段階から行っていかなければなりません。それには、ソフトや運営方針に合わせたハード創りが必要です。建築デザインだけではなく、運営ソフト面だけでもなくその両方がかみ合って初めて理想の施設が計画できるのだと思います。

トータルサポート

イメージ写真

新しい施設を計画して建設するというのは大変な労力がかかります。とくに、計画段階では何もないところから「生み出す」ということになるので多くの時間を費やし、頭を悩まさなければなりません。しかし、楽しみながら創っていかなければなかなか良いものは生まれません。それには、施主様とよく話し合い一緒に創り上げていくというプロセスが重要です。様々な打合せや意見交換を重ねることで、計画はより具体化していきます。「ここはこうしたほうが良いのでは」、「こういう工夫をすれば使いやすい」など検討をしていくと次から次へとアイデアが生まれ、「もっとよいものにしたい」という想いが膨らんでいきます。皆様が培って来られたノウハウと工夫をより使いやすく、デザイン性を高め、コストを抑えることができるように話し合うことで話し合うことで施設に対する愛着も深まり、より楽しく計画を創り上げていくことができます。

設計のポイント

イメージ写真

特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホーム、グループホームなどの介護保険の使えるいわゆる特定施設は、市町村から募集される公募に応募しなければなりません。この公募に当選することが施設建設の第一歩であり、最難関の課題と言えます。 私たちは、建物の計画はもちろんのこと、新規法人設立のサポート、既設法人の経営の見直し、申請書類の作成などトータルにサポート致します。 また、これまでの傾向をもとにあらゆる角度から公募当選に向けた提案を行い、アドバイスやコンサルティングを行います。

設計のポイント

イメージ写真
○家庭的な雰囲気
  • 内装の仕上材や色彩等の配慮
  • 一人暮らしより楽しいと感じてもらえる雰囲気
○快適な施設
  • 日照 ・採光 ・通気 ・自然換気に対する 配慮
  • 視界が良く、外が見え明るく開放的な雰囲気
  • プライバシーの確保
  • 外部や施設内の隣室の遮音、防音に対する配慮
○介護しやすい施設
  • 働きやすい動線計画
  • 施設利用者とのふれあい、対話を考慮(オープンカウンター等)
○交流の場
  • 施設内で互いの交流が生まれやすい空間
  • 休憩コーナーやアルコーブ、売店など
  • 外部の方でも利用しやすい交流スペース
  • 子育て支援、放課後児童デイスペース
○重介護者への配慮
  • 特浴などの重介護者への対応設備
○認知症高齢者への配慮
  • 自分の位置が分かりやすい開放的な空間構成
  • センサーやセキュリティーロックによる徘徊防止
  • 分かりやすいサインや場所により色彩を変えるなどの工夫により部屋やフロアの印象を深める
○管理しやすい施設
  • 清掃のし易い機器の設置や仕上材料の選定
  • 将来の機器入れ替えやメンテナンスのし易さにも配慮した設備計画
○防災・防犯に対する配慮
  • 災害時の避難、分かりやすい避難経路の確保
  • 災害時の炊き出しスペース
  • 防犯カメラなど
○既存施設との連携
  • 既存施設との連携が図りやすいゾーニングと動線の確保
  • 全体ミーティングができる会議室の設置
○その他
  • 障害者雇用、環境配慮(太陽光発電)など

業務のポイント

工程管理
特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホーム、グループホームなどの介護保険の使えるいわゆる特定施設は、市町村から募集される公募に応募しなければなりません。この公募に当選することが施設建設の第一歩であり、最難関の課題と言えます。
私たちは、建物の計画はもちろんのこと、新規法人設立のサポート、既設法人の経営の見直し、申請書類の作成などトータルにサポート致します。
また、これまでの傾向をもとにあらゆる角度から公募当選に向けた提案を行い、アドバイスやコンサルティングを行います。
ヒアリング
ソフトとハードがかみ合った「モノ創り」を行うには、想いの共有が必要です。そのため、計画にあたってはまずヒアリングからスタート致します。法人様の理念や歴史、特徴などを伺いながら、施設建設の目的、施設に求められるもの、将来への展望等を踏まえて「コンセプト」を導きます。この「コンセプト作り」が公募当選に向けて最も重要だと言えます。
基本計画・基本設計
「コンセプト」を軸として、現場の状況、利用者様の声、施設の使いやすさ、職員の皆様の使いやすさ、介護のし易さなどの意見を頂いて計画案を作成します。その案を基に打合せや意見の聴取を行うと共にコスト面も踏まえてより洗練された計画を作り上げていきます。この時点でも「コンセプト」に合致した計画になっているか、公募で提案する計画が反映された施設になっているかのチェックを行っていきます。
実施設計
基本計画を基に詳細なデザインや仕上材料の選定を行います。また、設備方式等の機能的な内容についても提案、検討を行いながら決定していきます。詳細設計については、現在使われている施設での機器や機能、デザイン等についてもの見直しを行い、実施設計図において細かい内容の検討を行います。また、実施設計を進めながら施設建設に必要な役所との協議や各種申請手続きを行っていきます。
業者選定
施設建設業者決定には一般競争入札という手法が用いられます。その入札資料の作成や入札の立会など様々なサポートを致します。
工事監理
工事にも期限がありますのでしっかりとした工程管理が必要です。基本としては週に1度の定例会議をおこない、工程管理はもちろんの事、技術的な協議、建物及び材料の検査、各種書類のチェック、見本による使用材料の決定などを行っていきます。
イメージ写真
  • 福祉施設
  • 保育園・幼稚園
  • 耐震診断・補強
  • 木村設計セミナーのご案内
  • 木村設計スタッフブログ